ごん太の日記 12月

12月1日    体重 3.5kg

今日、僕は病院に連れて行かれた。 そして男の子じゃ無くなっちゃった。 飼い主の横暴、動物虐待って叫びたいけど 飼い猫なら仕方のない事なんだろう。
chikoの友達がベルギーにいるのだけど あちらでは去勢をしていない猫はお預かりして貰えないそうだ。
狭いゲージに入れられて全身麻酔を掛けられ、かなりのストレスを 覚えたけど、決してkenとchikoを責める事は出来ない。
僕は飼い猫として生きていかなくては。

12月15日    体重 3.6kg

今日、僕のいたずらがバレちゃった。
どんな事かって?、それはね内緒で冷蔵庫の上に上がり
chikoが隠してある僕のおやつを食べる事。
いつもはその場所で食べるのに、今日は袋を下に落としちゃった。
「何でこんな所に落ちているの」と言ったchikoは冷蔵庫の上の箱を
降ろして叫んだ。
「ごん!!!」
アッカンベー、逃げちゃおっと、、、

12月18日    体重 3.6kg

今日、僕はkenとお留守番。 chikoはN市にお泊まり。 kenと二人のお留守番は楽しみなんだ。
だってKenは普段chikoが食べさせてくれない 美味しいものをいっぱいくれるんだ。
今日は何を貰ったかって?
ドーナツ、サバ缶、シュークリーム、、、 chikoが聞いたら怒るだろうな。

12月30日    体重 3.6kg

今日、僕は九州までのロングドライブに出掛けた。 目的はkenの実家でお正月をするため。 最初、chikoは僕を置いていこうとしていたけど kenが絶対に連れて行くって言い張ったんだ。
僕はおばあちゃんとお留守番でも良かったんだけどね。
車の後ろの座席を倒して、フルフラットにして、 そこに敷物を引いてトイレをおいてくれた。
chikoはこの車じゃなきゃ連れて行けなかったねと言っていた。
僕は珍しくって見て回りたかったけど、慣れないうちは怖くって kenの腕の中で鳴いていたんだ。
泣いたんじゃないよ、僕は男の子だもん泣かないよ。
みゃーみゃーって言ってただけさ。

1月